今回はプランニングから含めてメモ書きをば。
2007.03.xx フェリー予約
当日2ヶ月前ということでさっくりと予約。今回は往復とも仙台〜苫小牧航路を使用。
ちなみに、関東から北海道へ車で行く場合、フェリーの選択肢としては以下のようになる。
こうして書き出してみると結構多いのだが、選定に当たって考慮する点は
1.自宅から出発地までの距離
東京〜仙台で約320km、東京〜青森なら700km。全線高速を使ったとしても半日以上はかかる。
2.ダイヤ
出港時間と入港時間。津軽海峡のフェリー以外は一日一便が多い上に航路によっては深夜発着がある。またフェリーはおおむね時速25ノット(約50km/h)程度の速度しか出ないので、航路によっては20時間程度を要する。
3.到着地と目的地までの距離
函館〜札幌で約300km、苫小牧〜札幌で約80km。道南へ上陸すると道央でもさらに半日必要。
の3つ。その他に運賃という結構重要なパラメータもあるが、同一航路の中でも船室によって大きく料金が変わることでもあるし、上の3つでフィルターして残った選択肢の中で検討するほうが妥当。
で、自分の場合上の3つでふるいにかけて残るのは以下の通り。
・青森=函館航路
早朝東京を出て夕方青森、夜函館で泊まるパターン。道南を回る場合は王道。
・仙台=苫小牧航路
昼東京、夜仙台、翌朝苫小牧で翌日の昼には札幌、夜には道東入り可能。
・大洗=苫小牧航路
出港地が東京から一番近いが所要時間が19時間かかるのがネック。
となる。今回は道東・道北をメインにして道南は回らない予定だったので、往復とも仙台〜苫小牧航路を選択した。
なお、十年程前までは東京〜釧路などの東京港発・道東着の航路もあったのだが、房総半島を回る手間が嫌われたこと、首都圏〜道東間の旅客流動の低下、燃料費の高騰などを理由として廃止されている。
2007.03.xx ルート検討
とりあえずフラフラと地図上で行きたいところを片っ端からマッピング。
こんな感じになった。相変わらず山の中ばっかりとか全部回れるのかとか色々あるが(*)、それはさておくとして、フェリーが往復とも苫小牧なので道東〜道北〜道央と一周するルートにする見込み。あとは一日400〜500km走ると換算して、適当に宿を探すことになる。
(*)細かいルートは当日状況を見ながらなので、さして気にせず。
2007.04.xx ルート検討
Google Mapsでマイマップ機能が実装されたので、候補地の情報をそちらに移し替え。
詳細は
こちら。
2007.04.xx 宿確定
会社の提携宿一覧なども眺めつつ、以下のように宿を確定。
ちなみに安く上げるならキャンプ場で野営が一番ではあるが(ライダーの方はこれが一番多いと思われる)、設営・撤収に時間を取られること(*1)、ネット回線の確保(*2)やら何やらなどの面倒があり、自分の場合基本的にはホテル宿泊が多い。ちなみに温泉宿は基本的に一人客はお断りなところも多く(苦笑)、また価格帯もホテルより若干上になることが多いので使うことは少ない(観光客の少ない奥地の温泉宿は二・三回使ったことはある)。
4/28:船中泊(苫小牧着)
4/29:帯広
4/30:釧路
5/01:中標津
5/02:紋別
5/03:美深
5/04:旭川
5/05:札幌
5/06:船中泊(苫小牧発)
前半、道東で帯広・釧路・中標津と3泊するのはプランを組んだ時点では知床峠の冬期閉鎖解除予定がはっきりしなかったため日程に余裕を持たせたのが理由なのだが、4月下旬の降雪で結局GW中の開通が無くなってしまったため、結果的には意味をなさなかった(結局2007年は5/10に開通)。
(*1)自分の場合日の出と共に動き出して日没ぎりぎりまで移動する(場合によっては日没後も)ことが多いため、日中の作業が必要なものは極力回避するようにしている。
(*2)道中撮影したデータなどを逐次宿からVPN回線を使って自宅サーバへ転送しているため。
というわけであとは細かいルートは当日に調整することとして、ようやく初日へ。